May 14, 2008

お荷物

7月で、復帰して1年になる。
今まで外勤に行く時間を半日減らして、
実験したり、臨床のデータをまとめたり
いろいろな係をやったりという時間に当ててきた。

そろそろ、他の助手の先生たちと同じように
外勤に出させてもらえないかと、医局長と交渉した。

「外勤に出るなら、2,3ヶ月に一度でもいいから
 当直をやってくれないかな。」

この医局長の出す条件は、おおよそ見当がついていた。
2,3ヶ月に1度なら無理ではないが
今後、後輩の女医たちのために、
先陣を切る私が交渉をする必要があった。

「医局長、今後の女医のリクルートのためには
 育児中に当直をしなければいけないかどうか、というのが
 大きなポイントになると思うのです。
 2,3ヶ月に1度ならば、あともう少し免除していただいて
 『うちでは、産後2年は当直を免除している』という
 売りをアピールするのはどうでしょう」

医局長の反応は、意外なものであった。

「今まで、僕なりに努力してずいぶん君を優遇してきたと思うよ。
 本当は半年交代で病棟を担当するはずのところを
 外来だけでいいようにしているし。
 実は医局長会で女医さんの勤務状況の話が出たことがあって
 他の科はみんな、君のように外来を週2こまぐらいであれば
 非常勤で(無給で)働いてるんだよ。
 『整形外科だけこれ以上優遇されちゃうとこまる』って
 言われたんだよね。
 だから、数は減らすから当直をするっていうのはどうだろう。」

他の科と足並みをそろえなきゃいけないと言われたら
しょうがない、と思うしかなかった。
悔しいのは、週2こまのデューティーの外来の他に
骨粗鬆症や股関節の専門外来にも出ているし
手術にも入っている。
臨床のデータをまとめて発表したり
学生の指導や、面倒くさいいろいろな係りを率先してやってきた。
それらのことが全て評価されず
「非常勤と同じ」
という評価になってしまっていることだった。
それどころか、優遇してもらえないと働けない、お荷物らしい。

要するに、うちの大学病院は
「男並みに働けないやつに、給料はやれない」というスタンスなのだった。

自分の机にもどって
直属の先輩達にぼやいたら
「なんで、
 『うちは、みんなでカバーしあって
  協力して仕事をしている科なんだ』って
 医局長会で胸張れねえのかな。
 ちっちゃい子がいるのに
 当直を強要するほうがおかしいだろ。」
って、言ってくれた。
その言葉だけで、救われた。

重い足をひきずって家に帰ったら
おいしいご飯と、デコの笑顔が待っていた。
それで、もっともっと救われた。

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April 11, 2008

こだわりアイテム@手術室

こだわりアイテム@手術室
少し前から、うちの病院のオペ室では
クロックスがおおはやり。
みんな自前のサンダルを用意するのですが
疲れにくく滑らないと評判で
使用率95%ぐらいにはなると思います。
これって、全国的な傾向なのでしょうか…

写真は私のです。

大きなシルシかないと、
看護師さんに間違ってはかれちゃうので
キャラに合わず、
ちょっとラブリーなジビッツを付けました。

オペ室では、いつも
足元から励ましてくれています。

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March 26, 2008

スキー診療2

スキー診療2
昨日、デコはスキーデビューしました。
といっても、スリングに入ったままで
実際はパパが滑っているのですが。
リフトもスピードもへっちゃらで
終始ニコニコご機嫌でした。
結構いい度胸してます。

…というわりに、温泉浴場が怖いらしく
ぎゅっと抱きついたまま離れないので、
洗うのも一苦労です…

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March 23, 2008

スキー診療

スキー診療
今年も家族でスキー診療に来ています。

新潟のとあるスキー場で、怪我をした患者さんを
スキー場内の診療所で応急処置をする仕事です。

家族を連れて行くのは自由なので
デコと、主人と、主人の両親と一緒に来ました。

デコは初めて触る雪に大興奮で
しきりにもぐもぐ食べていました。

明日の天気は荒れるそうです・・・
仕事としては暇だと思いますし
久しぶりにべったり一緒にいられるいい機会です。

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March 09, 2008

習得すべきこと


最近、手術室に復帰しました。
週1回、股関節の手術に助手として入るだけですが。
術者がいて、「前立ち」と言われる第一助手がいて…
私は3番目の助手なので
邪魔にならないようにするのが精一杯。
まだまだ術者までの道程は遠く、
焦る気持ちもあります。

同期をみわたして
ジェネラルに色々な手術が出来るようになりたいと
理想を追う気持ちもあるけれど
ロスしてきた時間を考えると
できないところは目をつぶり
効率よくスペシャリストになればいいんだと
自分を励ましています。

私が目指すのは、最先端の正しい仕事をしていくことで
それが果たせなければ働いても仕方が無いと思っていて、
そういう道なら、
細くても長く、大学で生き残るしかなく
でも、果たして大学で生き残っていけるかどうかは
正直、不安でいっぱいです。
真面目に、こつこつやるしかないですね。

・・・最近、デコは絵本が大好きで
(読むというより、引っ張り出すのが)
引っ張り出した山の上に座り込んでは
ぺらぺらとページをめくりながら
「うにゃらりらり○×△※・・・」と何かしゃべっています。
愛らしい背中です。

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January 28, 2008

リハビリ

リハビリ
もうすぐ、立春。

デコの初めての誕生日です…。

今日、数年ぶりに手術に復帰しました。
カンが鈍りすぎて、思うように手が動かず
泣けてきました。

「手術なんて水泳と同じで、早々忘れることはないだろ。
まぁ、もともと泳げなきゃしょうがないわけだけどさ」
と、先輩は言っていましたが…

もともと、犬かきぐらいだったって感じでしょうか…

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January 23, 2008

雪の日


また、更新が滞ってしまいました。

デコの熱は、結局1週間続き
今も少し、咳をしています。
まだ、夜も咳き込んでしまって、頻回に起きます。

年末年始、ずっと一緒にいて
その後風邪を引いて一週間保育園を休んでしまったため
保育園に行っても、園長先生の膝元を離れず
お友達とも遊ばず、泣いて後追いをしているようです。

ちょっとかわいそうですが
甘えられる園長先生がいてよかったな、と思いました。

私は最近、「がんばってるね」と、ママ友に言われることが多いのですが
自分では「がんばれている」気がしません。
仕事も消化不良だし、ママとしても時間をかけてあげられてないし
家事も、旦那にかなり助けてもらっています。

日々のことに忙殺されて
「がんばっているなぁ、わたし。」と
振り返る余裕もないのかもしれません。

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December 29, 2007

年末の外来

年末の外来
いよいよ年末ムードが高まってまいりました。

年末の外来は、今年中に心配事を解決したい人が駆け込んできます。
面白いことに、そのピークは27日で、
28日の仕事治め(特に午前中)は、病院へ行く余裕がないのかガラガラでした。

年内の心配事を恐る恐る話す患者さんが
私の「大丈夫ですよ」の一言で、パッと明るくなる表情を見るだけで
私のほうが、来年への活力をいただいています。

「良いお年をお迎えください」という何気ない挨拶ですが
患者さんとの距離をぐっと縮める気がします。
普段からこういうタイプの挨拶があればいいのにな、と思います。
型を押したような「お大事に…」一辺倒ではなくて。

昨日から、デコは40度近い熱を出しています。

くたっとした我が子も
ちょっとかわいいと思ってしまう
不謹慎な親です。

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December 16, 2007

ジレンマ

ジレンマ
ずいぶん、間が開いてしまいました。

仕事と育児で、毎日ある程度の充実感が得られてしまうせいか
長期展望に基づいた仕事計画を立てて行動できず、
気付いたら、もう、年末…

もう、とっくに学位論文を投稿している予定でしたが…

大きな声では言えませんが、1誌目に「投稿中」の状態で学位の口答試問は合格し
学位はもらってしまったのです…

でも、なんとしてでも
もうひとりの子供…論文…を
今年中に産み落とさねば…

と思っていましたが、無理ですね…

さて、10ヶ月のデコですが
「@%¥#〜ねぇ!」としきりに話すようになり、
「ウマ」「パッカパッカ」「おっぱい」「葉っぱ」「パン」と
時々言ってくれます。

数歩、時々歩いてくれます。

昨日、初めて熱を出しました。
今朝までの状態は、普段どおりですが
要経過観察な感じです。

もう少し、まめに更新しよう…

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October 09, 2007

近況

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ご無沙汰しております。

大丈夫です。母子共に元気です。

一分たりとも無駄にできない毎日・・・過ぎ去るのが異様に早く
長い夏だなぁと思っていたら、あっという間に秋の空。

デコはおてんば盛りで、滑り台をハイハイで逆走したり
何にでも、ものすごい勢いでしゃぶりつき、
取り上げるとかんしゃくを起こし
保育園ではお友達のおやつにまで手を伸ばす始末・・・
「あ~ぁ・・・」というと響きが面白いのか、きゃっきゃと笑ってます。

一日10時間近くあずけているので、
きっと保母さんをママだと思っているに違いないと
悲しく思っていましたが・・・


きちんと、後追いをしてくれますし
迎えにいくと、最大限の笑顔で待っていてくれます。
休日は、そばにべったりで
本当に、いじらしくて、胸に熱いものがこみ上げることもしばしばです。

最近、ママ女医の復帰を難しくする要因が
医療現場全体の過労状況にまでおよび
あまりの根の深さに愕然としています。

うわさでは、「みんなと同じように働けないなら、復帰してもらっても困る」と言う上司がまだまだ多く
自分のキャリア形成のためには
大学病院で無給で働いているママ女医も多いようです。

医局の理解
旦那と親の理解と協力
保育園・学童など公共サービスの充実
・・・どれが欠けても、復帰を断念せざるを得ない現状では
私は本当にラッキーだったといわざるを得ません・・・

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August 25, 2007

女性医師の勤務状況

女性医師の勤務状況
私の勤める大学病院の
子育てしながら勤務している女医の数を調べる機会がありました。
病院内を歩いていると、最近はたくさんの若い女医さんをみかけます。

ところが!
調べてびっくり。
常勤として勤務しているのは

内科系21人
外科系2人
マイナー外科(眼科・皮膚科・整形外科・産婦人科・形成外科)4人
マイナーで外科以外(小児・メンタル・麻酔)5人
その他(臨床検査・病理・リハビリ・放射線科)5人

分母の勤務医の人数を把握できていないため、
割合で表せないのが残念なのですが、
病院全体で600人ぐらいは勤務医がいると思うんですよね…

最近は医学部の学生の約40%が女性ですから
女医が病院に残れなければ、
医者がどんどん減っていくことになります。

女医が残りやすい体制をつくるか
女子学生を制限するか
どちらかでしょうね…

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August 03, 2007

今後の進路

最近、今後の進路に迷いが出始めている。

そもそも、ほんの半年前、デコを産み落とすまで
自分が子供と仕事とを量りにかけるとは思わなかった。
「ごめんね、ママは仕事が生きがいなの」と言うだろうということを疑ってもいなかった。

ぶつかって痛さを感じるまでは、壁があることを信じないタチみたいだ。

メスを置くことも、選択肢の一つとして視野に入ってきた。

昔、自分の人生を考えて眼科や麻酔科を選ぶ女医たちをどこかで軽蔑していた。
子供を産んだら仕事を簡単にやめてしまう女医たちを軽蔑していた。
今、彼女たちがどんなに賢かったかを理解できる。

女医のあり方は、本当にケースバイケース、王道はない。

整形「外科医」としての仕事という生きがいを大切にして、子供にかかわる時間を削るのか
子供と過ごす時間という生きがいを大切にして、仕事の種類を変えるのか
人生での大きな岐路が見えてきた。

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August 01, 2007

女医が旧姓で働くということ

女医が旧姓で働くということ
7月から大学の職員となったため、私学共済に入りました。
年金も厚生年金に切り替わりました。

様々な書類を出すにあたって、どこまで旧姓で通すのかが、また問題になりました。

びっくりしたのは、「旧姓で働いている前例がない」ということでした。
論文が正式な名前(新姓)と違っても認める、ということは教授会で決まっているらしいのですが、
医者として働く時の名前と事務手続き上の名前が一致しないことは認められない(認めた事がない)らしいのです。

結局、私学共済の保険証も年金も旧姓で出してくれ、旧姓で通せることになったのですが…
年金は、何か問題になったら「自己責任」となりました。
きちんと支払い履歴が残っているかを確認すると共に
給料明細書は残しておこうと思います。

今の現状においては、旧姓を通すことに結構エネルギーが必要みたいです…

周りにも、「そこまでこだわる必要ないんじゃない?」と言われ、
ちょっとへこんでいる私です。

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July 25, 2007

破壊

バイト先への移動中です。
昼間に移動すると、何をして生計をたてているんだろうと想像力を掻き立てられる人が結構いて、驚きます。

最近、デコの左腕のBCGのプツプツが乾いてきて表面に白い皮が乗っていて、気になって仕方がないんです。
私、元々皮膚のデキモノを見ぬふりが出来ないたちで…。
お風呂の度にそれをむいてしまいたい衝動と必死で戦っています。
我が子の腕なので、どうにか抑制が利いていますが
自分のなら、やめなくちゃ、と思いながらむいてしまうのでしょう。

人には、破壊に対する欲求が潜在的に備わっているのだそうです。
その欲求、昔はかなり感じていました。
実家にいたころはいろんな物を破壊したものです…
今は、カッとすることも無くなり破壊行動は影を潜めました。

人のからだを扱うようになって
壊れた物は元に戻らないというはかなさを嫌というほど見て来たからですかね…

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July 21, 2007

学会へ


大阪に学会に来ました。

超特急日帰りですが、
生活から離れて遠くまで来て、バリバリの研究者ばかりに囲まれてみると
ぽつんと独り
匂いの違う自分に気付きます。

母乳の匂い、とかそういう事かもしれませんが
何だか異質なのです。
以前にも増して「おいてきぼり」な感じがしました。

日々の生活と、目の前の研究と、整形外科医としてのデューティーと
今は、あまり先まで欲張らず
こつこつやるしかありません。

きっと、何とかなるだろうと
楽天的な自分がいます。
不安に思う以上に、今が楽しいからだと思います。

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July 04, 2007

職場完全復帰

先月から、デコを預けて実験などをしつつ、今月の完全復帰に備えていましたし
心の整理はついていたはずなのに
週の前半はいいようのないもの悲しさが襲ってきました。

この子をおいてきぼりにして、なにやってるんだろう
仕事は、この子以上に大切なものなのかと…
昼間、トイレで一人搾乳しながら涙があふれてきたこともありました。

まだ、そういった想いは拭い去れませんが
医者としての人生を悔いなく生きる事が、母としての人生と同じくらい大切である以上
我が子の幸せを第一に考えつつ
仕事を頑張っていくしかないと
あらためて覚悟を決めました。

デコは今、幸福だろうか
私は出来る限りのことをしているか
いつも自問しています。
出て来た答えが、自己満足でしかなくても…

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April 08, 2007

復帰

4月から週2回、午前中だけ外来に復帰しました。

ちょうど3ヶ月ぶりの外来は、常連患者さん勢ぞろいで

皆さん、ニコニコしながら診察室に入っていらして

異口同音に「おめでとうございます!どちら?女の子?」。

ひとしきり、「女の子でよかったわね」とか「大きくて大変だったわね」とか「大学に保育園はあるの?」とか

デコの話に花が咲きました。

「調子はいかがですか?」と伺うと

「調子良くなかったんだけど、復帰するまで待ってたのよ!」とおっしゃってくださる方が多く

医者冥利に尽きるなぁと、幸せに思いました。

現12代団十郎さんが白血病から復帰した舞台で、大向こうから「待ってました!」の声がかかって

「お客様の温かい気持ちが皮膚に伝わり、幸せ者だなと実感しました。」

と、コメントしていらっしゃいましたが

私も、「皮膚に」伝わる想いに力を頂きました。

復帰を快く支援してくれる主人や、主人の母に本当に感謝しています。

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January 24, 2007

どうにか間に合った?!

妊娠38週。

本日の検診でビショップスコアー 6/8

(つまり、胎児と子宮の準備が着々と整っているということ)

推定体重 3300グラム!!

・・・つまり、いつ生まれてもおかしくないらしい。

昨日で論文は、一応形となった。

あと一本抱えているけれど、粛々と進めるしかない。

「その時」が近づいてきていると思うと

少し興奮気味の私たち夫婦。

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January 20, 2007

整形外科医 将来の展望

このごろ、自分の将来進むべき方向についてよく考える。

昔は、どんなオペでも一通り出来て、救命救急の場でも活躍できて、

スポーツ現場で一流のスポーツ選手を相手に仕事をする自分を夢見てきた。

確かに、そんな整形外科医はかっこいい。

整形外科医たるもの、そうあるべきと考えている先輩たちがほとんどである。

私は子供を育てながら大学病院に残る道を探っていきたい。

骨粗鬆症に興味を持つようになり

大学院を通して基礎研究にも携わるうちに

これら二つを武器に大学病院に残っていくことが可能かどうかを考えるようになった。

講義や雑用、臨床研究の地道な作業などを率先してやることが求められるだろうし

実は、そういうことを進んでやる人間が

外科系にも必要なのではないかと、ひそかに願っている。

私の研究の指導をしてくれている先生が、手術の腕至上主義のボスに飲み会の席でこんなことを進言してくれた。

(両者共に、私の属する骨粗鬆症班の先輩である)

「今、僕たちが一番に考えなきゃいけないのは、子供を産んで復帰するこいつを応援することなんですよ。手術の件数や技術の豊富さだけを評価するのではなくて、専門性を持って大学に貢献するということを評価するような体制が必要だと思いますよ。自分の居場所さえ履き違えなければ、骨粗鬆症や研究を専門にする整形外科医にも十分に活躍の場があるとおもうんですよ。」

この言葉を聞いたとき、本当にうれしくて

それ以来、希望をもってがんばろうと考えている。

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January 17, 2007

間に合うのかしら…

間に合うのかしら…
今日の検診で、「子宮口が2センチ弱開いてます」と言われました…。
予定日は2月8日ですが…
昨年一度、ある雑誌に論文を投稿したのですが、
おもいっきりリジェクトされ
現在、出て来る前になんとか別の雑誌に投稿しようと、準備を進めているところです。
写真は、青く染めた細胞を数えているところです。
…手作業です。
自動計測してくれるソフトも試したのですが、いろいろな要因でうまくいかず
結局手作業です。
あと一週間は、何とかお腹の中にいてくれないかなと
願っているところです。

そんな私の心を知ってかしらずか
モニターに写った我が子は
大きなあくびをしていました

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December 04, 2006

外科医としての覚悟

前の記事、「頭を離れない患者さん」に対する、寧夢さんのコメントを読んで感じたことを書きたいと思います。

寧夢さんの、『「痛みと不安は主観的な問題だ」と言われて、相手にされませんでしたし、満足な説明は頂けませんでした。』というコメントを読んで、わたしもハッとしました。

整形外科では、手術の「適応」ということを考えるとき、「痛みと不安は主観的」なので「客観的症状」を根拠に手術に踏み切るのが原則、と教わりますし、原則的にはそうあるべきだと思います。

そして、「何とかしてほしい」という願いに対して「手術」という選択肢は、自分の技術に対する自信とたとえよくならなくても責任を持つ、という覚悟がないと、取れません。

人に傷をつけることを許されている唯一の職業であることに、私は常に恐ろしさを感じています。

手術をするということは、人に傷をつけることなのです。

手術をする、ということで患者さんはさらにストレスを抱えることになるのです。

この訴訟のご時勢、「絶対」なんてありえないから口にしてはいけない、と教わりますが「手術をしましょう、絶対よくなります」という気持ちでなければ、医者は手術に踏み切るべきではないと思います。

そして、手術は決して「してやる」ものではありません。

「この患者さんには手術の適応がない」と思ったとき

寧夢さんに説明した医師のように、とたんに「何も手だてが無い」と突き放す医者がいます。

本当は、手術をするという選択をしたときと同じように、手術をしない選択をした場合、とことん「痛み」と付き合う覚悟がいるのです。

私は、痛みを取る武器をたくさん持ちたいと思っています。

それも、正しくて根拠のある武器を。

どんな患者さんに対しても、根拠のある治療を選択できるように、たくさんの引き出しを持ちたいです。

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November 27, 2006

頭を離れない患者さん

2年ぐらい、「腰部脊柱管狭窄症」で私の外来に通っている患者さんがいる。

調子のいいときも悪いときもあった。

歩けなくなっては困ると、毎日毎日、休み休み歩いている。

半年ほど前に、たまたまほかの曜日にかかったら

脊椎専門の大先輩の当番の日で

「私の病院で手術をしてあげる」と

とんとん拍子に話が進み、その患者さんは手術を受けた。

私は看護婦さん伝いに、そのことを知った。

5ヶ月ほどして、私の外来に久しぶりに現れた。

人が変わったような硬い表情にドキッとした。

手術後も痛みは変わらず、仕事ができなくなったために小さな町工場をたたみ、機械を売ってしまったこと、息子が失業して借金があるらしいこと、眠れないことを、切々と訴えた。

手術をした先輩医師には相談したか、と聞くと

「リハビリをがんばれって言われるだけなので、退院してから1回しか行っていない」という。

決して評判の悪い医師ではないし、わざわざ自分の病院に連れて行ってまで手術をしたということは

その患者さんの責任はもつ、ということだと考えて

先輩医師の外来への受診を勧めた。カルテに今日お話してくださったことを書いておくから、きっとなにか案を出してくださいますよ、と。

3週間後、前と変わらない状態で来院。

カルテには、先輩医師の字で「Lumbago(腰痛)(+)、うつ状態。」とだけ書かれ、睡眠導入剤と抗うつ薬が処方されていた。

聞けば、「ボーっとなるから飲んでいない」という。

「心のケアを一緒にすることが大事。長く痛みを患っている方は、気持ちもふさいできてしまうから、脊椎の専門の先生はそういう患者さんの心のケアも出来る人が多い。ボーっとしすぎるなら調節が必要だから、もう一度先輩医師の外来で相談するのが一番いいと思う」とお話した。

なんとなく、引っかかるものを感じながら、患者さんの背中を見送った。

看護婦さんが「でもね、あの先生、あんまり患者さんを親身に診ないのよ。仕事がしたくないって感じ。あの患者さんもすっかり様子が変わっちゃったわね・・・」とつぶやいた。

一度メスを入れた患者は、とことんまで責任を負うべきだと思うし

先輩医師のように、私は精神科の薬を使い慣れていないので調整に自信はない。

心療内科や精神科に紹介すると、こういう患者さんの場合、「痛み」が主症状なので「それについては整形外科で・・・」と、治療が中途半端になることも多い。

「では、私のところに顔を見せに来てください」と言いたいのは山々だが・・・

今後、先輩医師といい関係を築いて治療がうまく行ってくれることを祈るばかりである。

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November 22, 2006

インカレ

インカレ

今年も全日本学生バスケの会場ドクターです。
応援合戦がはじまると
お腹の子も大興奮でボコボコ蹴られてます。
私の足元に転がってきたボールを追いかけて、
男の子が走ってきました。
立ち去る瞬間に、
石鹸のようななんとも爽やかな香りが漂って
時代は変わったなぁと思いました。

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とりあえず一安心

本日、口頭試問が無事終わりました・・・

主査の先生が、気持ちよく持ち上げて気づかないうちに落とす方で

「色々なことに果敢に挑戦していて、とても充実した大学院生活だったことが伺えますね。学会発表も積極的にして、そのたびに有意義なディスカッションが出来たのではないかとおもいます。でも、この結果を臨床に結びつけようとしているので、フラストレーションを感じていらっしゃるでしょう?論文としてアクセプトされるのに、一年以上かからないといいですね・・・。」

って!よく聞けば、「もうちょっとどうにかしないと、アクセプトされないよ」ってことでしょうか・・・

提出したのが、臨床の報告も載るような雑誌なので

きっと、私の研究題材自体に興味を持ってくれると思うのですが・・・

全体的には、和やかな質疑応答で

共同研究者の先生の鮮やかなスルーパスに何度も助けられ

うまく補足説明をすることが出来ました。

お腹の子は、ママのこんな大事な場面にも立ち会って

どんなことを感じているのでしょう・・・

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November 16, 2006

博士号

来週の火曜日、学位論文の口頭試問がある。

体力的にはつらくないものの、頭はフル回転だ。

4年間の集大成を、いかに30分で伝えるか・・・

20分を超えるプレゼンテーションは初めてなので、どうなることか想像がつかない。

今日、数人の先生の前で予行演習をしたら、

自分の集中力が持たなかった・・・・・

「詰め込みすぎて、印象が薄い」というのが先生たちの感想だった。

・・・これから、無駄なものを省く作業をしなくてはいけない。

なんでも、そう。

仕上がりの一段階手前はいつも、「省く」作業。

勇気を持って省く。

でも、例外は、人に「愛」を伝えるときではないだろうか。

対象は、恋人でも、伴侶でも、子供でも、友達でも、患者さんでも。

言葉を尽くして、あいまいさを無くして、100%を100%の言葉で。

「言わずとも感じてほしい」というやり方は、なんとなく、独りよがりな気がする。

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October 31, 2006

献上品のカステラ

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長崎に学会で行ったとき、「お土産なら断然これ!」と勧められたカステラ。

路面店でしか手に入らない。宮中御献上品だそうである。

そのカステラを、研究の大ボスの女医さんに献上した。

この先生、女としても医者としても尊敬してやまない方である。

彼女はかの有名なアメリカの研究所NIHに留学していたことがあって、今でもそこのボスと親しい。

そんな関係で、私の論文の最終段階の手直しをNIHのとある研究室のボスがしてくださった。

そして、一昨日から彼女は講演のために渡米して、途中NIHに寄っている。

彼女から本日、メールが届いた。

「先生からいただいたカステラを、Dr.○○のミーティングに差し入れさせて頂きました。皆さん、とても喜んでくださり、HOORN先生に宜しくとおっしゃっていました。」

Dr.○○へのお礼は、どうしたらいいかと(私は直接面識がないので・・・)思っていたところだった。

彼女の行動は以外だったが、でも考えれば考えるほどその心配りを尊敬した。

私にわざわざお礼を考えさせることのないように、という心遣い。

自分からでなく、私からという形で感謝を表してくださった心遣い。

お礼をするべきだとは思ったけれど、私から、という形で自分が購入したものを差し入れれば、私が恥ずかしいと感じるのではないかという思いやり。

それを、さらっとメールで伝えるしなやかさ。

私も、こういうことの出来る本物の大人になりたいと心から思った。

特製献上五三焼 佳好帝良(かすていら)
匠寛堂
長崎市魚の町7-24
TEL 095-826-1123
営業時間 9:00~19:00(無休)

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October 19, 2006

長崎の夜

長崎の夜

長崎です。
研究発表のため学会に来ています。
毎年恒例の「大学院生、教授を囲む会」で、みなさん大いに飲んでました。
この時だけは、「これからの整形外科医の在り方」とか
教授も熱く語るんだけどなぁ…
教授の熱い話を聞いて、
お腹の子が、ぐるぐる動いてました。
まだ、純粋なやる気に満ちている若い世代の集まりが
私は大好きです。

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October 08, 2006

鬼嫁

仕事の方々との食事会の席で。

先輩:「そういえば、なんて苗字になったんだっけ?」

私:「仕事上は苗字を変えてないので・・・実際には○○」です。

先輩:「変えなきゃダメだろう!?俺が旦那ならそういうのイヤだけどなぁ」

同僚1:「俺んちはかみさんが旧姓で働くことに、うちの両親が大反対でさぁ。」

先輩:「ところで、おまえ(同僚1)、家に帰ると『めし!ふろ!』なんだって?嫁さんも医者だろ。よく亭主関白でいられるよな。うらやましいよ。うちなんか、嫁さんの顔色伺って皿洗っちゃったりしてるよ。」

同僚2:「うちも、嫁は医者ですけど、家事はさせてもらえないですね。俺がやるとかえって怒られるんですよ。だから、いつも子供と遊ぶのが俺の仕事です。」

++++++

聞けば聞くほど、血の気が引いてきた。

私って、なんて鬼嫁・・・・

実情は怖くてここでも披露できません。

ただただ、理解と愛情の深い旦那様とお父様お母様に心から感謝するだけです。

働きながら家事の一切をこなす人を、本当に心から尊敬します。

「そうあるべきでないから、やらない」のではなく「出来ない」ことに、最近気づいています・・・・ごめんなさい。

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September 10, 2006

知識欲の秋

この週末、都内で開かれた"The Principles and Practice of Clinical Research Course"という講座を受講しました。

とある世界的な臨床研究グループが開催したものです。

日常の治療の中で疑問に思っていること、たとえば

「こちらの治療のほうがいいって言われてるけど

 もともとの治療とあまり差が無いんじゃない?」とか

「この病気にかかりやすい人って、こんな特徴があるんじゃない?」とか

そんなことを、臨床研究で証明するためにはどうしたらいいか、

そういうことを教わってきました。

Evidence Based Medicine・・・つまり「有効だという証拠にもとづいた治療」が大切、と言われている昨今、

現場の医者として大切なことは二つあるように思います。

数多吐き出される論文の中で本当に信頼性の高いものを見つける能力を持つことと、

目の前の患者さんからいただいた経験を、医学全体の知識として共有し、きちんとしたEvidenceを構築することです。

ただ漫然と日々の業務をこなしているだけでは・・・・と思うのです。

つまり、ひとりひとりの患者さんの治療から得たデータを

長年集めて一つの施設で評価したり、あるいは多施設間で共有することにも目を向けていかないとなぁと。

その「有効な方法」の概略が、今回の講義で分ったように思います。

こういう新しい分野における重荷にならない武器を一つでも多く身に着けることで

組織の中で生き残って生きたいなぁ、なんていうもくろみもありますが・・・

おなかの中のわが子は

講義中はあまり動かずどうやら、知識欲には反応しないようです。

食欲には、大いにいい反応を見せていますが・・・・・

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June 24, 2006

夫婦別姓(仕事上)を目指す女医の皆様へ

仕事上、旧姓のまま働こうと考える女医は、これから増えていくでしょう。

私の周りはみんな「医師免許は戸籍と同じ名前でないといけないと思っていた」といいます。

私が数本の電話をかけて、確かめた情報を、お知らせします。

まず、結論。「医籍」は、戸籍と同じ「新姓」の名前Aに変えなければなりません。

「医師免許証」は、「旧姓」のままの名前Bで法律上何の問題ありません。

よって、結婚して夫の籍に入ったら戸籍謄本と医師免許証を持って「医籍」だけは変更をしないといけません。

紹介状や、死亡届などの公的文書に記載する名前は、医師免許証と同じであれば問題ありません。

大事なことは、病院でたしかにBという人が働いていて、Bが誰のことを示すか、つまり責任が誰にあるかはっきりしている、ということなのです。

Aが医籍上の名前で、Bが医師免許状の名前である時

はっきりした不都合が考えられるのは

2年に1度福祉保険局が行う「医療法に基づく立ち入り検査」の時です。

この時、その病院で働く医師の医師免許証の提出が求められます。

福祉保険局では、その医師免許証と「医籍」とを照らし合わせて

医籍に登録されている医師が、どこで働いているかを把握するのです。

よって、この時、AとBが一致しないと「『医籍』に存在しない医師」となってしまうのです。

福祉保険局に問い合わせたところ、

「書類の備考欄に、医師免許証のBは、医籍のAの旧姓である」と記載してあれば、問題ないそうです。

働いている病院の事務に、このことを伝えておかなければ行けないという面倒くささはありますね。

また、厚生労働省は、

「こちらでは、なにか問題があった時、

 医籍と医師免許証の名前が異なる事について、なんの説明もできませんので」

と、おっしゃっていました。

つまり、なにか特別なことがあって、調査されたら、

自分で責任を持ってAとBが同一人物であることを説明してください、

という事なんだと思います。

ちなみに、うちの大学病院では

「旧姓のまま働いても問題ないですが、院長に一筆書いてくださいね。」だそうです。

旧姓のまま、つまり日本の法律では「通称」で働いてみようとおもいます。

不都合が生じたら、また、ご報告いたします。

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June 16, 2006

飛行機でのドクター要請

帰ってまいりました。

皆様、温かいコメントをたくさんありがとうございましたっ!!

ドクター要請って、題には書きましたが

正確には自分から出てってしまったのですが・・・

*****

パリからの帰りの飛行機で、アイマスク&耳栓という完全防備で眠っていると

相方が、私の腕をつかんで揺さぶった。

「ね、今、男の人が倒れて頭打ったよ!」

どうやら、トイレの前で具合悪そうにしていた男の人が、突然倒れて頭をうち、ゴンっと結構な音がしたらしい。

反射的に飛び起きた。フライトアテンダントさんがしゃがみこむ男の人の肩を抱きかかえているのが目に入った。

気づいたら、駆け寄っていた。

「・・・い、医者です・・」

脈を取った。皮膚がじっとりして冷たい。脈が弱い。

「血圧が下がっています。足を上げて寝かせましょう」

「分りますか?どうしました?」

男性は、弱々しくはあるがはっきりと

「起きたら気分が悪くて・・・トイレまできたら目の前が暗くなって・・・」

と、答えた。

だんだん脈が強く触れるようになってきた。

既往症は無く、かなり疲労していたとのことだった。

打った所は、痛みはあまりいたく無いとのこと。

疲労が原因で、自律神経の調節がうまく行かなくなっているところで

椅子から立ち上がって、起立性の低血圧を起こし倒れたのだろう。

脈が安定して来ると同時に、自分の行動が気恥ずかしくなって、

「あとは、しばらくこうして休んでいただければ大丈夫だと思います」と

フライトアテンダントさんに後を託し、その場を離れた。

・・・・そういえば、私も熱があったんじゃん・・・といまさらながら思い出し

職業病だな・・・と自分の行動にびっくりした。

飛行機を降りる時に、元気になった男性が笑顔で頭を下げてくださったこと

フライトアテンダントさん達が「心強かったです」とおっしゃってくださったことが

火照ってぼーっとした頭ではあったが

とてもうれしくて、なんだか、いい事したかもな♪とおもった。

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May 20, 2006

学会好き

学会好き

一昨日、今日と整形外科学会に来ています。
パシフィコ横浜の展示ホールにはモーターショーかと見紛うくらい
手術機械のブースが並び(撮影禁止…見せたかった…)
圧倒されました。
ここ数年間で1番派手です…
いくつか、使ってみたい機械のメーカーに入ってみましたが
実際の「機械を入れるための道具」にも触れる事ができ
テンション上がりました。
Carpenterな私。
骨粗鬆症や変形性膝関節症など
ある程度勉強しているセッションでは、フロアーから質問することも出来ました。
でも、質問が思い浮かんじゃうと
演者の発表が終わるまで、すごくドキドキして
独りで言おうかどうしようか吐きそうになるくらい悩むのだけど
この分野でうちの大学をアピールしなきゃ!と
意を決して立ち上がりました。
学会には六千人以上が集まったのですって。凄い規模ですね…

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May 11, 2006

のんびり

のんびり

今日は、学会で群馬に来ています。久しぶりに、なんだかゆっくりしています。明日発表なのですが、今日のアットホームな会場の雰囲気を見ていると…何となく楽勝…!?blogを更新していない間に、ハネムーンの一週間後にモンゴルに行く事が決まったり(半分仕事)熱を出したり…また、ゆっくり更新します。
写真は、懐かしい場所で(大学は群馬ですから)、学会のために懐かしいバスが貸し切りになっていたので、思わず撮りました。

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April 17, 2006

心 病む 春

心 病む 春

今日の当直ご飯です。今日の外来は、心を病んでいる人が多く、またこの季節がやってきたな、という感じでした。一旦「体の痛みだけじゃないな」と感じると、横に積まれたカルテも時間も関係なくなってしまいます。覚悟をきめて、体ごと向けて、全身全霊を傾けて聴かなければ診療になりません。だから、終ると魂が吸いとられたみたいになるんですよね…あいのり見ないで寝ちゃおう…お休みなさい。

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March 24, 2006

スキー場でお仕事NO.2

患者さんのために雪のゲレンデを何回もダッシュしたら
脛の筋肉を痛めました。
いわゆる日にち薬で治すしかない、という状態。
大人しく雪でアイシングして、お風呂は軽めにし、湿布を貼って寝ました。
今日はだいぶ軽くなりました。
人体実験をしながら治療法に自信を深めております(-_-;)
写真はコース途中に造った雪ペンギンもどき。dsc00275.jpg

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March 23, 2006

スキー場でお仕事

今年もスキー場でお仕事です。
日曜日に帰ります。
平日はがらがらなので、怪我人も少ないです。
スノーボーダーのパーク離れが進んでいるように思います。
危険性が認識されてきたからでしょうか。
スノーボードクロス用のコースを造ることを考えているそうですよ。
ここ5年ぐらい怪我のデータを解析して
論文にまとめました。
スキー場の経営に、怪我人の減少に、
役に立てればと思います。dsc00273.jpg

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March 15, 2006

春ですね

いつもの職場だからこそ
ふと見せてくれた表情に
足をとめてしまう。
ありがとう。
がんばるね。dsc00268.jpg

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March 04, 2006

桜の開花予想~春はすぐそこ?!~

<桜開花予想>気象庁と民間気象会社 予想日1週間もずれる

yahooニュースより。

開花予想が発表されると、うきうきしてじっとしていられなくなる。

花粉が飛ぼうが何しようが、春が大好きである。

温かくなると、患者さんが減る。

うきうき感は、痛みをも和らげるのか。

3月4月は、年度末とか新年度の始まりとかで皆さんお忙しいのか。

どちらにしても、喜ばしいことである。

「またどうぞ。お待ちしております」と

いえないサービス業なのだ。

TB:papaさん「徒然バド日記」

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March 01, 2006

雪を侮る無かれ

雨が降っていますが雪にならないといいですね。

雪が積もった次の日は骨折患者さんが倍増することは

整形外科医の間では「常識」となっています。

特に、東京は!!!

自転車で!出かけて滑っただことの、ヒールの靴!で出かけて滑っただことの

言語道断ですよ。危険です。

今年は雪下ろしをしていて亡くなった方も多かったですね。

今日、English Townの英会話レッスンで、先生が

「アメリカでは『雪下ろし』はしない。snow rakeっていう便利な道具があるんだもの!」と言っていました。

私が知らなかっただけかもしれませんが

アメリカにはこんなものがあって、一家に一台という状態だそうです。

f07078_dt 柄の部分は、もっと長くすることが出来るのだとか。

これで、厚く積もった屋根の雪も楽に下ろせるそうですよ。

詳しくはこちらこちらのページへ。

日本にも、売っているのでしょうか?

うちにはスコップさえないので

雪が降ると、前の建設会社にスコップを借りに行って

雪かきをします。

マンションの前とか、いつまでも

誰も雪かきせずに凍っていることがありますね・・・

ニュ