ママとして
いつも、しなやかにおだやかに仕事をしていたいのに
明日に思いを馳せることさえ出来ない毎日で
ひとりカリカリしている
そんな自分にため息ついて
とぼとぼと家路に着く。
寝る前のデコとの時間は
甘えん坊を全身で受け止めてあげられる時間。
「座ってトントンして」
「次の本読んで!」
布団に吸い込まれそうになりながら
煩悩と戦う。
デコの寝息を確認した1秒後
その日一番の充足感と共に
長い長い一日が終わった。
いつも、しなやかにおだやかに仕事をしていたいのに
明日に思いを馳せることさえ出来ない毎日で
ひとりカリカリしている
そんな自分にため息ついて
とぼとぼと家路に着く。
寝る前のデコとの時間は
甘えん坊を全身で受け止めてあげられる時間。
「座ってトントンして」
「次の本読んで!」
布団に吸い込まれそうになりながら
煩悩と戦う。
デコの寝息を確認した1秒後
その日一番の充足感と共に
長い長い一日が終わった。
何故、仕事を続けてきたのか。
それも、給料が安く、過酷な大学病院で。
きっと、ちゃんとした仕事がしたかったから。ちゃんとした医者をしていない自分が自分じゃなかったから。
だから、まだまだ駄目だなぁと
落ち込む日々も、
「だから、頑張ろう!」と前向きになれた。
帰宅が遅くなり、
デコの「ママ、あそぼ!」に答えられなくなり
朝、出勤時にすがって泣かれると
「まだまだ駄目だ、頑張ろう!」の日々が、自分を周りのお荷物だと自覚するただ辛い日々に変わる。
先輩が、
「頼りにされるから、働いてるんだよね」
って言っていた。
ピーン!と電気が走った。
…そうか…
一番頼りにしてくれる人を放り出して
頼りにされていることを、感じられない場所で大半を過ごしていたら
頑張れないよね…。
そうかそうかと、納得したら、
何となく楽になってしまった。
朝はまた来る
ま、続けてみますか…
頼りにしてくれる人のことを第一に考えて。
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