スキー診療2
昨日、デコはスキーデビューしました。
といっても、スリングに入ったままで
実際はパパが滑っているのですが。
リフトもスピードもへっちゃらで
終始ニコニコご機嫌でした。
結構いい度胸してます。
…というわりに、温泉浴場が怖いらしく
ぎゅっと抱きついたまま離れないので、
洗うのも一苦労です…
昨日、デコはスキーデビューしました。
といっても、スリングに入ったままで
実際はパパが滑っているのですが。
リフトもスピードもへっちゃらで
終始ニコニコご機嫌でした。
結構いい度胸してます。
…というわりに、温泉浴場が怖いらしく
ぎゅっと抱きついたまま離れないので、
洗うのも一苦労です…
今年も家族でスキー診療に来ています。
新潟のとあるスキー場で、怪我をした患者さんを
スキー場内の診療所で応急処置をする仕事です。
家族を連れて行くのは自由なので
デコと、主人と、主人の両親と一緒に来ました。
デコは初めて触る雪に大興奮で
しきりにもぐもぐ食べていました。
明日の天気は荒れるそうです・・・
仕事としては暇だと思いますし
久しぶりにべったり一緒にいられるいい機会です。
1週間前に断乳しました。
セオリー通り顔を描いて見せたら、
不思議そうな顔をして、えへへと笑い、
もう一度めくって確認しにきました。
夜、15分近く泣き続けてようやく納得したのか
ストロー付きのマグの取っ手を握りしめて
鼻をすすりながらミルクを飲んで、
マグを握ったまま寝てしまいました。
その日は朝までに2回程起きてぐずりましたが
段々諦めがついてきたようで
「っぱい!」とは言わなくなりました。
2日間は私の方が痛みと眠気で辛かったのですが
デコは以外に早く納得してくれたのか
今では夜もすんなり寝てくれます。
でも、未だに夜中は2回くらい起きてくずったりします。
そんなとき、マグを指差して
「っぱい!」って言うようになりました。
私のおっぱいって
大量生産された物レベルだったのでしょうか…
マグの取っ手を握りしめて
ストローから必死でミルクを吸う姿はとてもいじらしく、
思わず抱きしめてしまいます。
頑張ったね、デコ
最近、手術室に復帰しました。
週1回、股関節の手術に助手として入るだけですが。
術者がいて、「前立ち」と言われる第一助手がいて…
私は3番目の助手なので
邪魔にならないようにするのが精一杯。
まだまだ術者までの道程は遠く、
焦る気持ちもあります。
同期をみわたして
ジェネラルに色々な手術が出来るようになりたいと
理想を追う気持ちもあるけれど
ロスしてきた時間を考えると
できないところは目をつぶり
効率よくスペシャリストになればいいんだと
自分を励ましています。
私が目指すのは、最先端の正しい仕事をしていくことで
それが果たせなければ働いても仕方が無いと思っていて、
そういう道なら、
細くても長く、大学で生き残るしかなく
でも、果たして大学で生き残っていけるかどうかは
正直、不安でいっぱいです。
真面目に、こつこつやるしかないですね。
・・・最近、デコは絵本が大好きで
(読むというより、引っ張り出すのが)
引っ張り出した山の上に座り込んでは
ぺらぺらとページをめくりながら
「うにゃらりらり○×△※・・・」と何かしゃべっています。
愛らしい背中です。
私には、素敵な従姉妹達がいる。
一人は群馬に、一人は金沢に、もう一人はニューヨークにいる。
今ではみんな子供がいて
時々メールでやり取りしている。
仕事場では同じ立場の人がいなくて
(女医さえいない)
なかなか弱音も吐けないし
「時間を割いてもらってまで、愚痴を聞いてもらうなんて」とか
「結局、自分で解決しなくちゃいけない問題なんだから」って
「エピソード」として客観的に笑って話せないことは
口にしないようにしていたこのごろだったけれど
彼女達とのメールに書いてみて楽になることは多い・・・・
いつの間にか、体中に力が入ってゴチゴチになっていた自分に気付く。
もっと、肩の力を抜いてみようと思えた。
「試練をどう受け取るかがカギ。受け取れる体力・気力があるか、その人の腕のためしどころ」
と、ポジティブな言葉をもらった。
視点を変えることは、すごく重要だ。
毎日が同じようなループの生活の中で、どんどん視野が狭くなっていく。
金沢や、群馬や、ニューヨークの風を感じて
自分の中にも新しい風が吹き込んできた。
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