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June 24, 2006

夫婦別姓(仕事上)を目指す女医の皆様へ

仕事上、旧姓のまま働こうと考える女医は、これから増えていくでしょう。

私の周りはみんな「医師免許は戸籍と同じ名前でないといけないと思っていた」といいます。

私が数本の電話をかけて、確かめた情報を、お知らせします。

まず、結論。「医籍」は、戸籍と同じ「新姓」の名前Aに変えなければなりません。

「医師免許証」は、「旧姓」のままの名前Bで法律上何の問題ありません。

よって、結婚して夫の籍に入ったら戸籍謄本と医師免許証を持って「医籍」だけは変更をしないといけません。

紹介状や、死亡届などの公的文書に記載する名前は、医師免許証と同じであれば問題ありません。

大事なことは、病院でたしかにBという人が働いていて、Bが誰のことを示すか、つまり責任が誰にあるかはっきりしている、ということなのです。

Aが医籍上の名前で、Bが医師免許状の名前である時

はっきりした不都合が考えられるのは

2年に1度福祉保険局が行う「医療法に基づく立ち入り検査」の時です。

この時、その病院で働く医師の医師免許証の提出が求められます。

福祉保険局では、その医師免許証と「医籍」とを照らし合わせて

医籍に登録されている医師が、どこで働いているかを把握するのです。

よって、この時、AとBが一致しないと「『医籍』に存在しない医師」となってしまうのです。

福祉保険局に問い合わせたところ、

「書類の備考欄に、医師免許証のBは、医籍のAの旧姓である」と記載してあれば、問題ないそうです。

働いている病院の事務に、このことを伝えておかなければ行けないという面倒くささはありますね。

また、厚生労働省は、

「こちらでは、なにか問題があった時、

 医籍と医師免許証の名前が異なる事について、なんの説明もできませんので」

と、おっしゃっていました。

つまり、なにか特別なことがあって、調査されたら、

自分で責任を持ってAとBが同一人物であることを説明してください、

という事なんだと思います。

ちなみに、うちの大学病院では

「旧姓のまま働いても問題ないですが、院長に一筆書いてくださいね。」だそうです。

旧姓のまま、つまり日本の法律では「通称」で働いてみようとおもいます。

不都合が生じたら、また、ご報告いたします。

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June 22, 2006

体長6.5mm

唐突ですが、妊娠7週です。

火曜日、子宮内に体長6.5mmの塊が無事に育っているのが確認され

なんと、ちいさなちいさな心臓が、トトトと動いているのが見えました。

自分の体の中にいる、もう一つの命。

24時間つづく車酔いみたいなつわりが、

かろうじて私に実感を持たせています。

「子供は、二人の経済状態が落ち着くまでやめておきなさい」と言っていた私の母が、

「おめでとう」と、素直に喜んでくれて、心からほっとしました。

これで、レントゲンを浴びる手術に入る必要もなく

産休に入ったとしても、最小限の痛手を医局に与えるだけで済みそうです。

私が臨床復帰する約束までには、あと10ヶ月ありますから。

大学院の論文も、なんとか形になっていますし。

(追加実験はもちろん必要でしょうけれども)

今、子供を産んでから復帰している先輩は一人もいません。

時代錯誤もはなだしいので、

私がフロンティアーとなって、新しい女医像を作るべくがんばりたいと思います。

それには、適度にがんばりすぎないことだと思います。

後に続く後輩達の分まで、わがままを通して

後輩が、私よりはいいと言ってもらえるように・・・。

無事に育つかどうかは、たまごの質次第。

後は運命を天に任せて・・・・・

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June 21, 2006

結婚その後・・夫婦別姓

結婚式が済み、ハネムーンからも帰国し仕事に復帰していると

日常に、取り立てて変化のないことに気づく。

まだ、籍を入れていないということもあるが

基本的には、元の姓のままの名前を

仕事上は、通称として使い続けていく予定なので 呼ばれ方も変わっていない。

電話をかけまくって調べたところ

医師免許は名前を変えなくても罪に問われることはないし

医師国保も、保険証番号は変わらないから苗字を変えなくてもいいといわれたし

(仕事上の姓を変えない場合、保険証は変えないほうが何かと便利)

名前を変えずに働く、という新しい形を どこまで貫き通すことが出来るか、

がんばってみるつもりである。

パスポートと運転免許証と、車の保険だけは変えなきゃなぁと思っているけれど。

本当に、取り立てて、何も変わらないのである。

これは、いいことだ。

左手の薬指の指輪が、私と相方をつなぐ「物的証拠」ではあるが

結婚していようが、いなかろうが、

2人は何も変わらず、自分も何も変わらず

ただ、「結婚しています。相方と夫婦です」

公然と胸を張ることが出来るようになったということなのである。

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June 16, 2006

飛行機でのドクター要請

帰ってまいりました。

皆様、温かいコメントをたくさんありがとうございましたっ!!

ドクター要請って、題には書きましたが

正確には自分から出てってしまったのですが・・・

*****

パリからの帰りの飛行機で、アイマスク&耳栓という完全防備で眠っていると

相方が、私の腕をつかんで揺さぶった。

「ね、今、男の人が倒れて頭打ったよ!」

どうやら、トイレの前で具合悪そうにしていた男の人が、突然倒れて頭をうち、ゴンっと結構な音がしたらしい。

反射的に飛び起きた。フライトアテンダントさんがしゃがみこむ男の人の肩を抱きかかえているのが目に入った。

気づいたら、駆け寄っていた。

「・・・い、医者です・・」

脈を取った。皮膚がじっとりして冷たい。脈が弱い。

「血圧が下がっています。足を上げて寝かせましょう」

「分りますか?どうしました?」

男性は、弱々しくはあるがはっきりと

「起きたら気分が悪くて・・・トイレまできたら目の前が暗くなって・・・」

と、答えた。

だんだん脈が強く触れるようになってきた。

既往症は無く、かなり疲労していたとのことだった。

打った所は、痛みはあまりいたく無いとのこと。

疲労が原因で、自律神経の調節がうまく行かなくなっているところで

椅子から立ち上がって、起立性の低血圧を起こし倒れたのだろう。

脈が安定して来ると同時に、自分の行動が気恥ずかしくなって、

「あとは、しばらくこうして休んでいただければ大丈夫だと思います」と

フライトアテンダントさんに後を託し、その場を離れた。

・・・・そういえば、私も熱があったんじゃん・・・といまさらながら思い出し

職業病だな・・・と自分の行動にびっくりした。

飛行機を降りる時に、元気になった男性が笑顔で頭を下げてくださったこと

フライトアテンダントさん達が「心強かったです」とおっしゃってくださったことが

火照ってぼーっとした頭ではあったが

とてもうれしくて、なんだか、いい事したかもな♪とおもった。

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June 13, 2006

ハネムーンNO.4

ハネムーンNO.4

昨日、サンジェルマンデプレのホテルに到着。
かわいらしい町並みにうきうきします。
ショーウインドーの中に、カノウキョウ○発見!!(写真)
朝からクリニャンクールの蚤の市で、お買い物しました。
POISSYにあるLe CorbusieのVilla Savoyeは月曜日休みですよ。気をつけて。
今、日本のVSオーストラリア戦がちらっとテレビに映りました!
1-3!?遠いフランスでショック…

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June 12, 2006

ハネムーンNO.3

ハネムーンNO.3

三日間、コニャックに住む友達の家にお邪魔していました。
友達は日本語もフランス語も母国語のように操る、日本人の魂を持つ人です。
紳士的できちんとした旦那様と
美しい娘さん二人という家族で暮らしています。
いろんなところに連れて行ってもらいました。
Royanでル・コルビュジエの設計した別荘を眺めていたら、ちょうど持ち主が現れて、友達の交渉のお陰で中まで見せて貰えたし、
市場で買ってきてくれた牡蠣をお腹いっぱい食べられたし、
ボルドーの街は美しかったし、
コニャックのつくりかたに、少し詳しくなれたし、
本当に最高でした。
友達と書きましたが、八つ年の離れたお姉様です。性格とか行動がかなり似ていて、勝手にかなりの親近感と尊敬の念を抱いています。
今、チェックインしたホテルで一休み中です。
相方は早速地図とにらめっこ。
私はまだ、コニャックでの楽しかった一時の余韻に浸っています。

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June 09, 2006

ハネムーンNO.2

ハネムーンNO.2

昨日はルーブル美術館とオーランジュリー美術館に行きました。
オーランジュリー美術館は二ヶ月前に四年間?の改装工事を終え、再オープンしたばかり。
モネの睡蓮が360度めぐらせてある部屋が、より作家の意向に近い状態で復活していました。
白い布で柔らかに遮られた自然光の元、
睡蓮の浮かぶ水面と自分の視点が、一体になった感覚を味わいました。
チケットを買うのに、一時間ぐらいの列が出来ています。
私たちは、ホテルのコンシェルジュが前売券を持っていたので助かりました。
事前に購入することをオススメします。
写真はルーブルのガラスのピラミッドです。

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June 07, 2006

ハネムーンNO.1写真

ハネムーンNO.1写真

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ハネムーンNO.1

パリのHOTEL REGINAにいます。
deluxe doubleを押さえました。
部屋からはルーブル美術館とエッフェル塔が見えます。
ハネムーンプランにしたら
お花が飾られていて
ウェルカムシャンパンとフルーツがあって
極め付けはベッドとバスルームに、赤い薔薇の花びらが敷き詰められていたのです!
ゴージャス!!
スタッフの対応もいいし、清潔だし、アメニティは充実しているし
なかなかいいホテルです。
時差ボケで、体はまだ日本時間です。

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June 06, 2006

結婚式のこと、そして…

結婚式から二晩空け、
実感がふつふつと湧いてきました。
時間がなくて、携帯からの更新ばかりでごめんなさい。
泣いたり笑ったり、忙しい式でした。
レストランのシェフと、nca(右のリンク参照)竹田さんの協力で、エントランスが相方の個展に早変わり。
渾身の作品が並び、圧巻でした。

人前式の最後、「それでは、皆さん二人にもう一度大きな拍手を!」というシーンで
それまで眉を寄せ唇を固く結んでいた父が、うつむいて顔に手をやったのが目に入り、
スイッチを押された用に涙があふれて、ボロボロに泣いてしまいました。拍手が一段と大きくなり、しばらく鳴り止みませんでした。皆の温かい気持ちを感じ、涙が止まりませんでした。

二次会には、友達が百人近く集まり、賑やかでした。
ウエディングドレスの長い裾を片手でつまんで、歩き回り、あちこちでフラッシュを浴びました。
ブーケトスは、後ろ向きに投げても無事、放物線を描いて大学時代の悪友の胸元に届きました。バスケ部時代に取ったキネヅカってやつですか…

昨日は外来に出て、今日からフランスに行ってきます。
私は途中でバタンキューだったけど、昼過ぎまで気絶していた相方は、徹夜で荷造りを楽しんでいたようです。頼りになります。
私のスーツケースは、半分が帰りのお土産用に空いていて、残り半分のうちの半分以上が、ボルドーに住む友人、エマちゃんへのお土産です。
カメラ四台、大学のテニス部からの贈り物のビデオカメラ一台という撮影クルーのような荷物です。
ゆっくりしてきます…

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June 04, 2006

結婚式 本番直前!!!

結婚式 本番直前!!!

もうすぐ式がはじまります。
緊張というか、ワクワク感というか、
胸が高鳴って、涙がでてきそう
もれきこえてくる
みんなの声が、一段と華やいでいて
幸福感に満たされています
このまま時が止まってほしい…

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June 02, 2006

お祭り前・前夜

おととい当直で乾燥しきった肌を

昨日エステでもちもちにしていただき

それなのに今日は手術でまた乾燥させて、てかてかです。

DVD作成(生い立ち紹介)、メニュー表作り、メッセージカード作り

両親への手紙書き・・・終わりません!!!

ブルーになってる暇は無い感じです。

結婚前のしんみりした雰囲気というより

イベント企画で勝負に出ている、って感じですね。

今も、相方と、事務所で残業っていう雰囲気です。

終わっちゃうのはもったいないなぁ・・・

きっと、すごく「やりきった感」があるんだろうな、と思っています。

ベテランの司会者に

「ここまでやっている二人を見たことが無い・・・」と驚かれ

当然!!!!と胸を張りたい気分です。

・・・・相方がほとんど作ってるんですけどね。

さぁ、あと一日・・・駆け抜けるぞ。

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