決着のその後
もっと、晴れ渡る空のようなすっきりした気持ちになるのだと思っていた。
今、心にあるのは
「嫁ぐ」という実感。
相方の両親は、本当に温かく、私ほど恵まれた嫁はいないだろうと思う。
そして母親とは、今後も友達のように
いい関係が続いていくだろう。
ただ、父親の娘で無くなる・・・そう感じるのだ。
嫁ぐということは、父とお別れをするということなのだろう。
父の最後の最後まで抵抗した姿が
なんとも哀しく、その哀しさが
いつまでも私の心の中に、くすぶっている。
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Comments
考え方の問題だとは思いますが、いつまで経っても親は親だと思いますけどねぇ。
まぁ、僕は男なので僕には分からない心境ってのがあるとは思うんですが…。
哺乳動物とかって、自立するまで親の保護下にあって様々な外敵から身を守るっていうような生態学のお話があったような気がする(間違ってたらすいません。)んだけど、やっとこさ、自立して巣立っていく時が来た。
娘でなくなるっていう寂しさみたいなのは、嫁ぐというかきっと巣立ちの寂しさなのかもしれませんねぇ。
でも、最初に戻るけど、やっぱりいつまで経っても親は親だと思いますよ。
そこが他の動物と人間の少し違うところじゃないかなぁ~?
Posted by: Yokoken | December 07, 2005 11:41 AM
私は、両親に反対されて家を飛び出しましたが、その時に思ったことは両親とはどんな状態であっても切れない親子であり、彼らの血が自分には流れていると・・・だからこそ自分自身が両親への感謝と愛を忘れなければ、決して関係は切れることはないと。
きっと、お父様は、父としてだけではなく「男」としても娘が大切なんだと思います。そう、どんな男を連れて行っても諸手を挙げては賛成してくれないんじゃないかな。「・・・結局、寂しいんだよ」のひと言にお父様の全てが集約されているように感じました。
HOO=RNさん、幸せ者!!
Posted by: yukidarumako | December 07, 2005 09:04 PM
Yokokenさん、yukidarumakoさんへ
親子の関係というのは、無償の愛で結ばれていて、DNAで結ばれているからこそ、切れることは無いのでしょうね。両親へ愛を限り嫁にいったって、親は親・・・そうですね!!!ありがとうございます。
もしかしたら、私が寂しさを感じたのは
巣立ちを見送る父親の、
なんとも寂しそうな顔を見て、かも知れません。
Posted by: HOORN | December 08, 2005 06:36 PM