高校の同窓会が、地元の温泉旅館で催されました。
高校は、3年間クラス替えが無かったので
女子15人は本当に仲良しでした。そのうちの7人が集合。
昨日の夜は、遅くまでほとんどお酒も飲まずに語り明かし、
今日の朝は少しグロッキー気味。
「寝不足の朝は、年を感じるね」などといいながらの朝食でした。
チェックアウト後は、「久しぶりだからどうしても行きたいところがある」と、わがまま言って、
私のお勧めのカフェでお茶をすることになり、
タクシーで市内から15分ぐらいの、小高い山の上の斜面に立つお店へ移動しました。
さて、着いたと思ったら!なんと!
お店が火事で跡形もなくなっていたんです・・・
地元の子に聞くと、春ごろ、市内からも見えたほどの大きな火事があったようで・・・
テラスがあって、気が利いたジャズがかかって、丁寧なフランス料理が食べられて
ロマンチックな雰囲気で最高のお店だったのに・・・
マスターも渋くて素敵な方で・・・
・・・ふと見ると、向かいの家に
「クレプスキュール カフェ やってます」の、看板が!!
でも、扉は開いているのに、誰もいない・・・・
「すみませーん!!」と、みんなで声を張り上げること数回。
眠そうなマスターが、出てきました。
実は、営業時間外とのこと。やっと眠りに着いたところを無理やり起こされたにもかかわらず
「しょうがないなぁ・・・」と
絶品のチョコレートケーキと、ポットにたっぷり入った引き立てコーヒーを出してくださいました。
はるか眼下に広がる町並みを見て、秋のさわやかな風をほほにうけながら、
たわいも無い話に、花を咲かせていたら
急に一人の子が、泣き始めちゃったんです・・・
「どうしたの!?」と、うろたえる私達。
「なんか、これが生活する・生きてるってことだよな、と思って・・・
最近、すごく忙しかったから・・・・」と。
女30代。みんなそれぞれに、いろんなことを抱えて生きてるんだなって
しみじみもらい泣き。
旧友っていいなぁと実感した週末でした。
このカフェの情報は、こちら→cafe de CREPUSCULE
Recent Comments