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September 07, 2005

大学院生の叫び2

前回の記事、誤解を生む内容だったことを反省してます。

医者の場合、大学院生は研修を終わった普通の医者が、

さらに自分の専門の分野の知識を深めるために行くところです。

本当に、産休を取っている女性に立場が似ていると思います。

過去には同僚と肩を並べて、切磋琢磨し、手術だって少しも引けを取らなかったのに

ブランクのために、まわりから「つかえないやつ」よばわりされる、と考えてください。

復帰してすぐ使えなければ、その時点で終わりなのです。

私が言いたかったのは、

今の医者の世界が、産休から復帰しようとする女医や、

基礎研究に重点をおいた数年間からの復帰に、

「義務」としてさえも、受け入れようとする雰囲気が無いのはいかがなものか、ということです。

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Comments

臨床に戻るという前提があるならば,基礎で過ごした時間が臨床家としてもプラスになったという部分を示してゆけるかということですよね.学位とか自分の見識とかいう部分だけで終わってしまうと臨床一筋の先生には受け入れられにくいのはたしかだろうと思います.

私も基礎研究で修士を終え臨床にでたときに同じような場面に遭遇し,悩みました.
その経験を活かしていけるのかどうかを考えて再び博士課程なわけなのですが・・・・.

Posted by: さっちゃん | September 07, 2005 at 07:38 PM

了解しました。
患者さんを直接診る人と、研究のみを専門に
する人とくっきり別れるわけではないんです
ね。丁寧な説明、ありがとうございます。
上のさっちゃんさんのコメントをみると
修士も博士もあるんですね。
6年かけて学士とって、研修して、修士とって
博士って・・・PhDとるころにはいったい
いくつになってしまうんでしょう(笑

Posted by: 和田草子 | September 08, 2005 at 11:28 AM

さっちゃんへ。
「基礎で過ごした時間が臨床家としてもプラスになったという部分を示してゆけるかどうか」
そうなんです(涙)
だから、少しでも臨床に還元できるテーマにしたいですよね。さらに、臨床一筋の先生も「おもしろい」と思えるような、臨床からの疑問点に答えるようなテーマ・・・
でも、これが一番難しい!!!
臨床に戻った時に、自分の研究していたテーマを胸を張って言える様になりたいものです。

Posted by: HOORN | September 08, 2005 at 04:51 PM

和田さんへ。
医学部を卒業した後の大学院という制度はとても分かりにくいですよね。その説明を抜きにして、感情をぶつけてしまったことを、恥ずかしく思います。ごめんなさい。
6年間の医学部を卒業した後は、4年間の大学院でPhDを取れます。
さっちゃんは、えぇっと、理学療法士さん?です。(ごめんね、さっちゃん、うろおぼえで・・ほんとにごめんね。)

Posted by: HOORN | September 08, 2005 at 05:00 PM

医学の分野はこちらの分野とちょっと違うけど、Ph.Dがあまり受け入れられない(?)ってのは同じなのかもしれませんねぇ。
一般企業とかは、学位持ってる学生をあんまり積極的に採用したがらない傾向が日本にはあります。
狭い知識、社会経験の少なさ。

でも、そんなのは、後からいくらでも付いてくる物だと思うし、
それよりもその人がしてきたこととかを正当に評価するシステムが日本では欠けている気がします。

Hoornさんの投稿を読ませて貰って、基礎研究で現場を離れているからって言っても、そこをきちんと評価する受け入れる体制がないってのが、ちょっと似てるかなぁと…。(^▽^笑)

Posted by: Yokoken | September 09, 2005 at 11:23 AM

Yokokenさん、本当にそうだとおもいます。
自分の研究した分野が、そのまま生かせるものかどうかだけで、評価が決まるのは、どうかと思いますよね。
 研究をまとめあげて、きちんとした雑誌に乗ること、というのはその過程で、「世界で初めてのことに取り組み、成果を上げた」ということなのですから。
 うちの教室にも、インパクトファクターが14点の雑誌にたった2年間で(死ぬほどがんばって)アクセプトされる仕事をした人がいるのですが、教室員のほとんどが、そんなことには全く興味も無く、評価もしていません。
 インパクトファクターばかりが正しいわけではありませんが、どうなんでしょうね・・・・・・

Posted by: HOORN | September 10, 2005 at 11:15 PM

そのまま生かせるかどうかで評価される。
これは、その審査をする教授陣が自分の専門にある程度近くないと分からないっていうのが本音だと思います。
後、インパクトファクターはまぁ僕らの分野では、せいぜい2か3くらいが一番大きなインパクトファクターなんで重要視はさほどされてませんが、
インパクトファクターが大きいNatureとかにしても、論文の質としてはピンキリなわけだから、一概にそれだけで判断してしまうというのは危険だというのは分かりますねぇ。
きっと大事なのは、雑誌名やインパクトファクターとかにばっかり固執せずに、その研究のどこがどう新規性があって、どんな風に使える、役に立つのかということをきちんと分かりやすく説明することなんだと思います。
良く言われるのは、その研究が社会的にどんな貢献をもたらすのか?ということを良く言われます。

医学の分野は分かりませんが、それでも、その基礎研究で解明したことが、こういう病気のこういう治療にこういう風に役立つとかってことがきちんと説明できれば評価はされやすくなるんじゃないかなぁ。
ただただ、実験結果だけを示して、「こんな結果が出ました~。」って言うんではなくて…。

Posted by: Yokoken | September 11, 2005 at 09:18 AM

>その研究が社会的にどんな貢献をもたらすのか?
この一点が、研究者と臨床家とをつなぐ
唯一の架け橋だと思います。
ここを、例え研究者的には大風呂敷であったとしても、Yokokenさんがおっしゃったように、わかりやすく示さなければ、理解は得られないですね。
研究過程でも、「社会的貢献度」を頭に入れてやってかなきゃいけないなぁと、最近特に感じています。

Posted by: HOORN | September 12, 2005 at 01:21 AM

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