茶道療法
an-gのJUNJIRO君の個展&茶会に行ってきました。
写真で紹介した、象の親子の水差し&建水も、桜の木を削った茶杓も、漆塗りの移動式の炉も
茶道具もお菓子も全てJUNJIRO君の手作りです。
彼の人と生りを反映した、ほんわかしたお道具達でした。
若い子達が客人をもてなしているのを見ながら、ふと、
診療室も茶室と同じかもしれない
というより、同じと考えたらちょっと楽しいかもしれないな、と思いました。
待合で首を長くして、一期一会の交わりに思いをはせ、席入りする客人。
亭主は客人の状態で最もおいしいと思えるお茶(治療)を差し上げる。
お道具やその背景の説明をし、談笑をしつつ楽しいひと時をすごす・・・
とはいえ、茶道が医療と決定的に違うのは、
招いた客しか来ないということと
客がそのひと時を心から楽しもうと思って来る、ということ。
・・・本当に決定的だわ・・・。
もし、ものすごく有名になってTらの門病院のH先生のようになれれば
茶会のような診療が可能なんでしょうね。
最初から刺客のような面持ちで入ってくる方もいますものね・・・
The comments to this entry are closed.
Comments
>>最初から刺客のような面持ちで入ってくる
声をあげて笑ってしまった・・・
生徒がいないときでよかったw
で、どんなお客さんなんでしょう。
ゴルゴみたいに後ろに立つと撃たれてしまうのかな?
Posted by: 和田歩人 | March 14, 2005 02:47 PM
「へたなことぬかしやがると・・・」みたいな顔してる人です。こちらは思わず、最初から両手を挙げてしまいます(--;)
Posted by: HOORN | March 15, 2005 12:19 AM