Fetishism(ふぇち)
研修医制度が改定されて、最初の一年がそろそろ過ぎようとしています。
マイナー科の私は、彼らとの接触はほとんどありませんが。
一年後には、彼らが入局してくるでしょう。
ところで、自分がどの科に進むかを、決断するとき
「体のどの部分が好きか」が、大いに関係すると思うのです。
ある種のFetishism
ではないかしらと。
もちろん、Quality of My Lifeを一番に考えて選択する人もいるとは思いますが。
脳の神秘に魅かれて、とか
生きる源は、やっぱり消化器だ!とか、
目は宇宙である!とか
私は、筋肉が大好きです。特に背中から殿部にかけてのS字カーブが。
決して腹筋が割れている必要はなく、
中心の溝がきれいに出て、脂肪が乗らずに高い頂点の臀部の筋肉に移行する背中なんて、惚れ惚れです。
・・・違う話になってきてしまいました。
骨格標本も好きです。動物の骨って本当によくできています。美しいです。
・・・というわけで、私は整形外科医になったのでした。
自分の、生理的に好きだ、と思える物に接して暮らしていると、幸せですよね。
The comments to this entry are closed.
Comments
お医者さんにはお医者さんのフェチがあるんですね。
おいらは瞳フェチかなぁ・・・だからといって
眼医者さんになろうなんて思ったことないけど・・・
子どもたちが見せる好奇心をたたえた瞳に魅入られて
今の仕事をしているのかも・・・
Posted by: 和田歩人 | March 15, 2005 01:34 AM
すごく素敵なお話!
一つ一つの瞳を心から愛していらっしゃることがblogにも現れてますよね!
Posted by: HOORN | March 16, 2005 12:01 AM